【動画あり】文鳥の挿し餌はこう与える!一人餌に移行したかどうかの見分け方はこれ!


前にも似たような記事を書いたのですが、もう一度書き直したい記事がありまして…。
それがこれ。

雛文鳥から成鳥へ!生後一ヶ月前後の文鳥の雛を飼ったら、こうして餌をあげましょう!


執筆時はもう家に雛用の餌がなく、写真つきで説明したかったのにできなかったんですよね。
こんなの文章で説明されても分かりづらいことこの上ないので、今度はちゃんと写真と動画も載せてリベンジします!

生後一ヶ月くらいの雛は挿し餌が必要

ペットショップでそれなりに育った雛を購入するとなったら、だいたい生後一ヶ月前後の子を選ぶことになるのではないかと思います。

三号は生後一ヶ月ほどで迎えました。

このくらいまで育った雛だと挿し餌回数は一日1〜2回ほど。
朝晩あげればいいだけですし、少しの期間で挿し餌を卒業して一人餌になるのでそれほど手がかからず、挿し餌の楽しさと一人餌の気楽さのいいとこ取りができる月齢だと思います。
そもそも挿し餌というのは自分でご飯が食べられない雛に親鳥の代わりに給餌してあげることを言います。
徐々にくちばしの力が強く、くちばしの使い方が上手くなって自力で食事ができる「一人餌」になるまで続けます。

挿し餌の準備をしよう!

0.用意するもの

・育て親(コバヤシ) 雛用の給餌器。
・剥き粟 その名の通り粟の殻を向いたもの。殻がないので日持ちがしないのと、殻付きに比べて栄養が少ないので挿し餌の時だけ与えます。
・パウダーフード 栄養たっぷりのフード。剥き粟の栄養を補います。
・栄養剤 プラスアルファの栄養補助。あってもなくてもいいです。

ペットショップですべて揃います。

1.剥き粟をお湯でふやかす

挿し餌づくりから与えるまで、全部育て親一つでできちゃいます。
まず、剥き粟を容器に入れます。

このくらいの量入れたらOK。

そこにお湯を注いで2、3分待ち、粟に湯を吸わせます。
ふやかすと言っても見てわかるほどぶよぶよになることはないです。
多分これ水分吸ってるんやろうなあ、って気持ちだけで十分です(?)

お湯は瞬間湯沸かし器でわかしてます。

2.栄養をプラス

剥き粟だけだと栄養が足りないので、栄養価の高いパウダーフードをふりかけます。
粟:パウダーフード=1:1くらいかな?
パウダーフードばっかりてんこ盛り、なんてことにならなければ量は適当でいいでしょう。

パウダーフードを適当にどーん。

今回はペットショップでおすすめされた栄養剤を購入してきたので、それも追加します。
こちらの使用量は商品の説明書に従ってください。

栄養剤をひとすくい入れてみた図。

で、育て親のスポイトでかき混ぜるとこうして淀んだ感じになります。
見ために反して美味しそうな匂いがあたりに漂います。
そらこんないいもの食べてたら文鳥がいい匂いになるはずだわ。

パウダーフードがいい匂いなんですよね。

3.育て親に餌を詰める

動画のような感じで、給餌器の引き手を引いた状態でがしがしつつきます。
するとこのように給餌器の中に挿し餌が詰まるという寸法です。
お湯の量が多めのときはスカスカして詰まりにくいので、剥き粟を足すかお湯を捨てるなどして全体の硬さを調整するとうまくいったりいかなかったりします(笑)

がっしがし。

4.文鳥をおびき寄せる

文鳥にこれ見よがしに育て親を見せびらかすと「チュンチュンチュンチュン!!!」とすごい勢いで口を開けて鳴きます。
ただ、あんまり「ご飯くれー!」とならない子もいます。
一号はくれくれタイプで、三号はそっけないタイプでした。

「え!?なんですか?…そういうの間に合ってるんで」

三号はその後間もなく一人餌になったので、大人の階段を登りかけていたのかもしれません。

5.挿し餌を与える

撮影しながら与えていたのと、三号が途中で身をかわしたのでこぼしていますが、与え方はこんな感じです。
本当はもっと給餌器を喉の奥まで入れた方がいいです。
こういう中途半端な与え方は誤嚥に繋がって危ないので、みなさんが行う時はポジショニングをしっかりと…。

ちゃんと喉の奥まで入っていないとこうなる。

6.挿し餌の量の目安

首の下にえらいもん隠してるやん!ってなると思います。

挿し餌は一回で終了ではなく、そのうがいっぱいになるまで与えます。
「素嚢(そのう)」とはだいたいの鳥の首元にある袋状の器官で、ここに餌を溜め込みます。
文鳥の首元の羽根をかき分けると、餌が入った袋が見つかるので一度見てみてください。
ここが丸く張っていたらOKです。
以上が挿し餌の流れです。
これを成長段階に合わせた回数を与えることで雛を育てていきます。

挿し餌から一人餌へ

一人餌に移行する時は、挿し餌を与えられるのを嫌がるような素振りを見せます。
ちょうど上2つのGIFのように。
「挿し餌が欲しい…だけどやっぱりいらない。でも欲しい…。」みたいな雰囲気の時は一人でご飯が食べたいのかもしれません。
そんな時は作った挿し餌を手のひらに出して、文鳥に食べさせてみてください。
先ほどとは打って変わってぱくぱく食べ始めると思います。
人間も思春期になると親に世話を焼かれるのが嫌になる時期がありますよね。
この子たちも大人になろうとしているんだなと、温かく見守ってあげましょう。

ひとりでできるもん。

そして、この時期は挿し餌と成鳥用の餌を並行して与えていきます。
一人で食べたがっているとはいえまだまだくちばしの力が弱く、上手く殻を剥いて食べられないため、口をもごもご動かしていても実は全く食べていなかったということもありえるためです。
鳥は一日でも食べないと弱ってしまうので、その状態は危険です。
そのため、確実に食べられる挿し餌用の剥き粟も混ぜておきます。

成鳥の餌+挿し餌用の餌を乾いた状態で置いておきます。

ただ、これをすると食べやすい剥き粟とパウダーフードばかりつついているように見えたので、私は朝晩は挿し餌用餌を乾いた状態で手のひらで与え、日中は成鳥用の餌のみにしていました。
成鳥用の餌をついばんでくちばしの使い方を覚えてもらわないといけないので、食べやすい方ばかり食べて楽をしていてはいつまで経っても一人餌になれないと考えたためです。
結局、三号は「しばらく挿し餌二回与えてね」とペットショップのスタッフさんに言われて引き取ってきたのに、その5日後にはすっかり一人餌になっておりました。
同じくらいの月齢で迎えた一号は一ヶ月くらい挿し餌をしていた気がするので、鳥の個性や性格によって一人餌への移行期間はかなり前後するようです。

文鳥はショートケーキの苺から食べるタイプ。

で、写真にも写っている細長いシード…カナリアシードとかカナリーシードとかいうのがあるんですが、これがおいしいようでこればっかり食べます。
ハムスターでいうところのヒマワリの種みたいな感じです。
どうも脂肪分が多いらしく、そういうシードは好ましいみたいです。
餌皿に新しく餌を入れると、こればっかり真っ先に食べているので面白いです。
ただ、それしか食べないと栄養が偏るので他のもの(粟とか稗とか)も食べてもらわないといけません。
でも徐々に食べ終わった殻が溜まってくるとつつきづらくなってくるため、そんな時にこちらがおすすめです。

カメラに使うアレが、鳥の餌の殻(ガラ?)を吹き飛ばすのにちょうどいい!


コレをして食べ終わった殻を取り除き、残ったシードも全部食べたら次の餌に入れ替えるようにしています。
カナリアシードばかり食べたい文鳥とはいえ、それ以外の餌しかない状況ならそれをちゃんと食べるので安心してください。
そんなわけで今回は挿し餌回でした!
結構詳しく書いたと思うので、文鳥初心者さんでも安心して挿し餌していただけるのではないかと思います。
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